リアル炎上「GPS」

「私は今でもあの日のことを夢に見るの。

彼が火だるまになった姿を……。

彼が「助けて!」って、叫ぶ声を……。

私はあのとき、彼を助けるべきだったのかしら?

私は今でも、そのことを後悔しているの」




オレは敦子の話を聞くと、ひとりでに膝がカタカタと震え出した。




もしかしたら、今度、火だるまになって、廃人になってしまうのは、オレかもしれない。




オレはTGTだ。




警察も、病院も、仲の良かった友人も、誰一人として、オレを助けようとはしなかった。




オレは孤独な逃避行の中で、バカな敦子を仲間にして、どうにかして逃げ切れると信じていた。




でも、オレは怖かった。



再び、リベンジャーたちに囲まれることが……。




今度は拷問ではすまされないかもしれない。




最初から、オレを廃人にしようと、全力でオレを襲ってくるかもしれない。




リベンジャーのフォロワーが誰なのかもわからない中で、オレは本当に逃げ切れるのだろうか?




怖い……。

オレは、リベンジャーたちが怖い……。