リアル炎上「GPS」

「R申請を受けた彼と私は、一緒になって逃げまわったわ。

でもね、TGTの敵って、リベンジャーだけじゃないのよ。

リベンジャーにはフォロワーがいて、次から次へと私たちの前に現れるの。

裁判所が彼に下した刑期は三日だった。

私たちは、三日間だったら、逃げ切れると思ったわ。

でもその自信は、時間と共に揺らいでいった……。

そして、私たちは三日目にリベンジャーのフォロワーたちに囲まれたの。

私の彼は、私に向かって叫んだわ。

助けて! って。

敦子! 敦子! って。

でも私は足が震えて、彼を助けられなかった。

私の頭の片隅に、TGTを庇う者は死刑っていう縛りがあって、私は彼を助けることをあきらめていた。

私は、大勢の人に囲まれて、殴られている彼を遠くから見ていることしかできなかった。

私が動くこともできずに、彼を見つめているとき、リベンジャーのフォロワーたちは、彼に灯油をかけたの。

そして、ポケットからライターを取り出して……。

お願いだから、止めて! って、私は叫んだわ。

声が枯れるくらいに、何度も何度も……。

でも私は、彼を救えなかった。

私は自分が傷つくのが怖かったから……。

そのあと、火だる