リアル炎上「GPS」

「大丈夫か?

いったい、どうした?」




オレはゆっくりと目を開き、その声が聞こえた方に目を向けた。




そこには、四十代と思われる色黒の警察官がいて、オレはその人の顔を見ると、安堵感から笑みがこぼれた。




「大丈夫です……。

ケガはしてますけれど……」




「とりあえず、そこの長椅子に座ろうか?

一人で立てるか?」




「ええ、大丈夫です。

ちょっと疲れているだけですから……」




オレはそう言って、ゆっくりと立ち上がった。




そしてオレは、警察官が促した長椅子の方に歩き出した。