リアル炎上「GPS」

「おい、大丈夫か?」




オレの頭上で、男性の声がした。




オレは男性のその声に答えるのが面倒で、目を閉じたまま動かなかった。




「人が倒れてるぞ!

誰か来てくれ!

ケガ人だ! 血を流している!」




頭上からそんな声が聞こえてきたあとに、数人の人たちが、オレのまわりに集まった気配がした。




〈 助かったんた。

鬼ごっこはもう終わりだ 〉




オレはそんなことを思って、息を吐いた。




刑期は三日。




そんなものは、安全地帯の中にいればすぐに終わる。




オレがそう思ったとき、誰かがオレの肩を叩いていた。