リアル炎上「GPS」

【真人くん、今日はスリリングで楽しい時間を過ごせたでしょうか?

真人くんの今までの人生でも、こんなにドキドキするってことはなかったでしょ。

あなたは必死になって逃げているとき、自分が生きてると実感できたかしら?

真人くん、明日また、楽しい追いかけっこをしましょうね。

真人くんは、簡単に捕まらないよう必死になって逃げて下さい。

今度はきっと、爪を剥ぐくらいのお仕置きでは済まないから……】




オレは菜々子のメッセージを読みながら、左手でスマホを強く握りしめた。




〈 菜々子のヤツ、この前までは、何でもオレの言うことを聞いていたのに!

何が楽しい追いかけっこだ。

バカにしてやがる!

お前がリベンジャーでなければ、顔が腫れ上がるまでひっぱたいてやるのに…… 〉




オレが悔しくて歯ぎしりしているとき、菜々子からの次のメッセージが届いた。