リアル炎上「GPS」

オレは助手席で車に揺られながら、そっと静かに目を閉じた。




すると、オレのまぶたの奥に、さっきまでの悪夢が再び浮かんだ。




〈 チクショー、許せねぇ!

あいつらは、本当にクズだ。

オレが何の抵抗もできないのをいいことに、オレのことをいたぶりやがって!

何がR-GPS法だ。

こんな法律は人の道を外れてやがる! 〉




オレはこんな法律を考案したヤツの人間性を疑った。




〈 こんな法律を思いつくヤツは、普通の人間じゃねぇ。

卑屈に歪んだ人間の発想だよ。

こんな法律を歓迎するのは、人の道から外れた異常者だけだ 〉




オレがそんなことを考えているとき、オレのスマホから着信音が聞こえてきた。




オレはその音に反応して、ポケットからスマホを取り出した。