リアル炎上「GPS」

「TGTを庇おうとするあなたは、美奈子さんの恋人かい?」




黒縁のメガネをかけた背の低い男が、そう言ってニヤリと笑った。




オレはその小男に、不快感を感じて眉をひそめた。




「美奈子さんの恋人ならば、僕もちゃんと自己紹介しないとね。

僕の名前は、川島稔。

美奈子さんのリベンジャーだ」




〈 こいつが川島稔か! 〉




オレはそう思うと、怒りと憎しみの感情が沸き上がってきて、思わず拳を握りしめた。




「あら、随分と怖い顔をするんですね。

僕が憎いの?

僕を殴りたいの?

やってみなよ、死んでもいいなら」




オレは川島稔のその言葉を聞いて、体の中から憎しみの炎が燃え上がった。




この男は、腐った悪法の力を借りて、絶対的な権力者になったつもりでいやがる。




R-GPS法さえなかったならば、こんなヤツ、ぶちのめしてやるのに!