リアル炎上「GPS」

さっきまで助手席に座っていたはずの美奈子は、もうそこにはいなかった。




オレはさっき見た悪夢の続きを見せられているような気がして、めまいがした。




どうしてオレは、眠ってしまったのか?




その後悔の念だけが、オレの心を支配した。




もしもオレがあと少しだけ、起きていられたならば……。




オレの胸の内から、不安な気持ちがわき上がり、オレの体は小刻みに震えていた。




オレはいても立ってもいられず、車から飛び降り、辺りを見まわした。




すると近く小さな公園に十人程度の人だかりができていて、オレはそいつらに目をやった。




そしてオレはありえない光景に、心臓が止まりそうなくらいに驚いた。




その人だかりの中心には、美奈子が立っていた。




美奈子はリベンジャーたちに、囲まれていた。