リアル炎上「GPS」

オレは久しぶりに会った菜々子を見つめ、菜々子のやつれた姿に驚いていた。




〈 菜々子のヤツ、どうしてこの短期間に、こんなに痩せたんだ。

頬がこけ、目は落ちくぼみ、肌に艶がなくなっている。

ヤバイ……。

オレは自分の罪を軽く見すぎていたかもしれない。

オレが菜々子から奪ったのは、金だけじゃなかったっていうことか……。

三日間だけでいい。

菜々子の怒りを静める魔法の言葉をオレは探そう。

きっとオレにはできる。

できるはずだ…… 〉




「それじゃ真人くん、その椅子に座ってちょうだい」




菜々子はそう言って、広い空間にポツリと置かれた椅子を指差した。




「今から私は、あなたにいくつかの質問をするわ。

あなたは私の質問に、正直に答えて欲しいの。

私たちは、あなたが言ったその言葉の中から、あなたの本心を探って、あなたの罪の重さを決めるわ。

どう真人くん、おもしろいでしょ。

ドキドキするでしょ。

ここにいる全員が、あなたの裁判に注目しているのよ。

真人くん、それでは始めましょう。

あなたの罪の重さを決めるために……」