リアル炎上「GPS」

オレがワゴン車に乗り込んでから三十分後、ワゴン車が止まり、金髪の雄一がオレの頭を叩いた。




「おい、TGT!

リベンジャーのところに着いたぞ。

今から楽しみだな。

お前にどんな判決が下されるか」




ワゴン車のドアが開き、オレは目隠しを外され辺りを見まわした。




オレがいたのは、海の近くの工業地帯。




まわりには大きな倉庫が立ち並び、人がいる気配はない。




もしもこんな場所で、オレが襲われたとしても、助けてくれる人は誰もいない。




オレは身の危険を感じて身震いした。




「リベンジャーはあそこの倉庫にいる」




そう言って、金髪の雄一が、立ち並ぶ倉庫の一つを指差した。




「あそこの倉庫で、今からお前の裁判を行う。

どんな判決が下るか、ワクワクするだろ?

TGT、坂上真人」




雄一はそう言うと、サディスティックな笑みを浮かべた。