リアル炎上「GPS」

雄一のその一言で、さっきまで必死になってオレを助けようとしてくた大学生のグループが、サッとオレのまわりから遠ざかり、オレは再び孤立した。




オレはその状況が恐ろしくて、膝がカタカタと震えだした。




〈 何だよ。

何でだよ!

オレがTGTだっていうだけで、みんなオレから離れていくのかよ!

オレはただの詐欺師だぜ。

それを国の敵とか、わけがわからねぇ。

R-GPS法って、何なんだよ!

こんなふざけた法律を作りやがって……。

復讐とか、わけがわからねぇ。

オレを狩りにきたこいつらは、オレの知らないヤツらなんだ。


本来、オレに関わりのないヤツらなんだ。

それなのに……。

それなのに…… 〉




菜々子のフォロワーたちが、ニヤリと笑って、オレの方に近づいてきた。




オレはそれを見て、反射的に走り出していた。




駅の出口に向かって、こいつらから逃れるために……。