リアル炎上「GPS」

駅の出口が見えてきた。




オレがまわりを見渡せば、百人くらいの人がそこにいた。




菜々子のフォロワー五人に囲まれたオレは、一人ではこいつらから逃げられない。




オレの心臓はドキドキと大きな音を立て、呼吸は苦しかった。




逃げなくちゃ……。

逃げなくちゃ……。




オレの頭の中に、その言葉ばかりが、繰り返し往き来したとき、オレは体育会系の大学生の団体を見つけた。




その人数は、二十人以上。




オレの直感が、こいつらならばオレを助けると、オレに強く訴えかけている。




オレはタイミングを計った。




大声を上げて、あいつらに助けを求めるために……。