リアル炎上「GPS」

オレは頭の中で、仙台の街にいる自分を想像した。




昔、遊びにいった場所。




昔、住んでいたアパート。




昔、一緒にいた仲間たち。




仙台には楽しい思い出がいっぱいある。




そこにはオレが昔、愛した女もいた。




とっても優しくて献身的な女性だった。




その女は、オレに結婚しようって言ってくれた。




オレはそっと目を閉じ、その女のことを思い胸が痛んだ。




その献身的な女は、オレの詐欺行為の最初の犠牲者になったから……。




オレは自分が抱えた多額の借金のために、その女を騙した。




きっとオレはそのときに、良心をなくしたんだ……。




そのときから、オレは嘘をつくことに、罪を感じなくなったから……。