不機嫌なあやかし



「おい、なんだこれ……
言語系の呪術か……!」


それは予想外のできことだったのか、
狼の様な生き物は、
牙をむき出し低く唸りを上げている。


「地を司りし力よ、
彼を縛り封印せよ!!」


「地をつかさどりしちからよ、彼をしばり封印せよ!」


私が言い終わったあと、
あの大きな生き物は、すごい音を立てて、地面に置かれた壺の中へと吸い込まれていった。