夜の図書室で

「芹沢くんって、いつも一人だよね。平気なの?」


 急に、胸に刺さることを言うね。なかなかグッサリときたよ。


 なるべく気にしないようにしている。ただ、平気ってわけじゃない。


「生きてることが嫌になったりしない? どうなの?」


 どうって……。


「もし、死にたくなったら、どうする? 死ぬ?」


 笑えない。


 なんでそんな、「死ぬ」って、軽い言い方ができるの?


 眉間にしわが寄ったのが自分でもわかった。