「質問してもいい?」
「いいよー」
ノリが軽い。
「僕は霊感がないんだけど、なんでそんなにはっきり見えるの?」
「んー、なんでだろー? 気づいて! って気持ち? 怨念かな」
怨念?!
「怨念って……。心残りがどうとか言ってたけど、なんか、恨んでる人とか……いるの?」
女の子は、なぜか返事をしない。
ふっと口もとだけ笑っていた。
「なんで笑ったの」
「幽霊の話をこんなに聞いてくれる人だとは思わなかったから。なんだか、嬉しくって。あなた、性格ひねくれてると思ってたけど、実はいい人ね」
ほめてるのか、けなしてるのか。だいたいはほめてくれた、と良く受けとっておこう。
「たぶん、あたしはこの世に心残りがあるのよ。でも、思いだせないんだよね。なんでかなぁ。亡くなったから、生前の記憶もどんどん薄れていってるみたいで」
僕の恐怖心なんておかまいなしで、女の子は首をかしげている。
「いいよー」
ノリが軽い。
「僕は霊感がないんだけど、なんでそんなにはっきり見えるの?」
「んー、なんでだろー? 気づいて! って気持ち? 怨念かな」
怨念?!
「怨念って……。心残りがどうとか言ってたけど、なんか、恨んでる人とか……いるの?」
女の子は、なぜか返事をしない。
ふっと口もとだけ笑っていた。
「なんで笑ったの」
「幽霊の話をこんなに聞いてくれる人だとは思わなかったから。なんだか、嬉しくって。あなた、性格ひねくれてると思ってたけど、実はいい人ね」
ほめてるのか、けなしてるのか。だいたいはほめてくれた、と良く受けとっておこう。
「たぶん、あたしはこの世に心残りがあるのよ。でも、思いだせないんだよね。なんでかなぁ。亡くなったから、生前の記憶もどんどん薄れていってるみたいで」
僕の恐怖心なんておかまいなしで、女の子は首をかしげている。



