ゾッとするホラー短編集

自分は夢を見ているのだろうかと

隆志は思った。






自分はリアルな世界から離れ、

オカルトの世界に

迷い込んだのだろうか?






「隆志くん、

私たちは、

ずっと一緒にいましょ。




私たちは、永遠に愛し合うの。




まるで夢みたいな話でしょ。




隆志くん、

私はあなたを愛している。




心の底から、あなただけを」






桜子はそう言って、

青白い二本の腕を伸ばし、

隆志の首を両手でつかむと、

隆志の首を絞めた。






〈 やめろ!


どうして僕なんだ!




僕はあなたを愛せないのに 〉