ゾッとするホラー短編集

私は毎日のように、

吉村菜々子を尾行し、

吉村菜々子の毎日の行動を

把握していった。






私は吉村菜々子の背中を

見つめながら、

吉村菜々子に

果物ナイフを突き刺すその日を

夢見ていた。






あの女さえいなくなれば、

きっと自分は幸せになれる。






私はそう信じて、

その日を夢見ていた。






そして、ついに私は、

吉村菜々子を殺害する日を

心に決めた。