ゾッとするホラー短編集

私は掲示板に

書き込みを終えると、

スマホを机の上に置いた。






リアルな私は、

誰よりも書類整理が速い。






私自身、自分の能力の高さを

知っている。






私は会社にとって、

有益な人間。






だけど、誰からも愛されない。






誰にも心配してもらえない。






香川桜子は、雑用を

すべてこなして当たり前。






そんな周りの気持ちが、

内向的な私の心の中に

直接入り込んできて

私は一人、ため息をつく。






どうして私は、

香川桜子なんだろうって……。