ゾッとするホラー短編集

私は血で赤く染まった

セーラー服を身にまとい、

必死になって校舎の廊下を

駆け抜けた。






もしも、あの小野田真理子に

捕まったなら、

私はきっと殺されると

本能的に感じていた。






私は必死になって校舎の廊下を

走りながら、

今更ながらに小野田真理子への

数々のいじめを後悔していた。






もしも、因果応報という言葉が

本当ならば、

私の未来には、

残酷な処罰が

待ち受けているのだろうか?






私は校舎の階段を駆け上がった。






そして屋上へと続く扉を開き、

どんよりと曇った空が

広がって見える

屋上へと飛び出した。






〈 早くしないと、

小野田真理子の悪霊が

やってくる。




扉を閉めなくちゃ! 〉






私は慌て、屋上へと続いている

唯一の扉を閉めた。






そして私は、

その場にへたり込み、

扉を背にしてドッカと座った。