ゾッとするホラー短編集

〈 何なの、これって! 〉






私の心臓が早鐘を打ち始め、

私の第六感が、私に激しく

警鐘を鳴らしていた。






私は、ドキドキと鳴る

心臓の鼓動を感じながら、

ゆっくりと赤い液体が落ちてくる

トイレの天井に目をやった。






ポタリ、ポタリ……。






流れ落ちる液体……。






そしてその先には、

血まみれのセーラー服を着た

青白い顔の小野田真理子が、

天井に張りついた格好で

私のことをじっと見ていた。






「木嶋綾子……、

やっと見つけたわ……。




あなたここに隠れていたのね」




小野田真理子は、私にそう言って

薄気味悪くニヤリと笑った。