ゾッとするホラー短編集

〈 なぜひとりでに、

昇降口の扉が閉じていくの?

どうして? どうしてなの? 〉






私はパニックになって、

悲鳴を上げた。






普通ではない現象の数々が

私を包み込み、

私を窮地に追い込んでいく。






小野田真理子の悪霊は、

ゆっくりと私に近づき、

そして昇降口の扉は、

完全に閉じてしまった。






私は体を震わせ、怯えながら

自分が助かる方法を探していた。