ゾッとするホラー短編集

私が視線を感じた方向に

慌てて顔を向けると、

そこには青白い顔で、

私を睨んでいる

小野田真理子の姿があった。






小野田真理子は、

校舎の屋上から

飛び降りたときと同じ

白いセーラー服を

血で赤く染めていた。






私は普通ではない

小野田真理子を見て、

恐ろしさで膝がカタカタと震え、

呼吸が上手くできずに

苦しくなった。






私は蛇に睨まれたカエルのように

その場で動けなくなって、

立ち尽くした。