ゾッとするホラー短編集

死者の復讐……。






必死になって校舎の階段を

駆け下りる私の頭の中に

そんな言葉がふと浮かんで

私は生きた心地がしなかった。






直美が死に、薫が死に、

そして次の犠牲者は……。






私が息をきらし、

汗だくになって

昇降口にたどり着き

下駄箱から靴を

取り出しているとき、

私は誰かの

刺すような視線を感じて、

顔を上げた。