ゾッとするホラー短編集

私は絶望の毎日の中で、

心の中の不安と苛立ちを

なくすすべを探していた。






何度考えてみても、

明るい未来が見えてこない

閉塞感の中で、

私は幸せな人を妬んでいた。






なぜ私はこんなにも

不幸せなのに、

あいつは幸せそうに

しているのか?






私とあいつの違いは何なのか?






私が悪いことを

したわけではない。






だったら、なぜ?






私は小野田真理子を憎んだ。






何の苦労もせずに

幸せそうな小野田真理子を

私は許すことができなかった。