ゾッとするホラー短編集

私が後ろを振り向いたその瞬間、

小野田真理子の両腕が、

私の方に伸びてきて、

私は急に首を絞められ、

息が止まった。






私は、小野田真理子の

冷たい手を掴み、

その手を振りほどこうとしたが、

小野田真理子の指は、

よりいっそう私の首に食い込み、

私は苦しくて、

両足をばたつかせた。






〈 私はあなたを許さない! 〉






そう言った小野田真理子の目は、

憎しみに燃え、

理性を失っていた。






〈 私は死んでも、

あなたを許さない!




いつか、呪い殺してやる。




絶対に! 〉






私は息苦しくて、

しだいに意識が

遠のいていくのがわかった。






〈 どうして私が、

こんな目に! 〉






私はそんなことを考えながら、

もがいているうちに、

息苦しくて、

布団がら跳ね起きた。






さっきまでの出来事が、

夢だと気づいた私だったが、

それでも、

心臓がドキドキと

大きな音を立て、

呼吸の乱れが収まらなかった。