囚われ姫と金と銀の王子

同じくして他の二人も、その怒りを直接ぶつけたり陰で嫌がらせをする事で、発散させようとしていた。


怒りを直接ソフィアにぶつけたナザリアは、離宮へと隔離されたという。

マリリンは嫌がらせの贈り物をしていたが、ソフィアにはあまり効いていないようだった。



私も少し前までは、彼女達とは表向きでは上手くやっていたけれど、同じように裏でやっかまれていて、彼女達からの嫌がらせも少なからずあった。



それでも身分は私の方が上だし、殿下に愛されているのは私なのだとその自負があったから、殿下に言わず二人を見下ろして相手になどしていなかった。



どうせ彼女達は下賜される。


これは正妃になる為に私に与えられた試練なのだろうと、その時が来るまでの辛抱だとそう思っていたから。