「・・・やはり、君はとても魅力的な女だ。私の心を一瞬で惹きつける、その強さがソフィアにはある」

「は・・・?」

「普通ならその場で泣いてもおかしくはない差別や嫌がらせを、君は気にせずに跳ねのけるその根性、とてもたまらない」

「な、何を言って・・・」




・・・そうだ。

たまらないんだ。


今になって気がついた。

・・・私は。




―――たまらなく、好きなんだ。