「ラーメンとか久しぶり。 制服で着て失敗したかも。」 「な。 飛ばさないようにしないと。」 そんな話をして食べ終わったあたしたちはまた歩いて家へ戻った。 「芽依ってさ、コクられたりする?」 「え。 うーん…手紙はあるかな。 ただ呼び出される系はいかない。 二人だけで話すとか無理だもん。」 「ハハ、芽依らしいな。」 「碧は?」 「俺? まーされるけど…。」 「やっぱモテるんだね。 なんかわかる気がするもん。」