「ね、DVD見ていい?」 「いーよ。俺も見る。」 芽依はDVDをセットし、ソファの俺のとなりに座った。 「あれ? 俺のとなりに座れるんだ?」 「あっごめん!無意識!」 と言って芽依は立とうとした。 俺は芽依の腕を掴んでそれを阻止した。 「謝んなくていいし。 ってか隣座ってて。」 「う、うん。」 芽依は顔を赤くしながら頷いた。 無意識か。 無意識に俺のとなりを選んでくれたわけだし。 今すぐ隣にいるのが芽依で俺は思わずにやけてしまった。