「え、あたしお金払うよ?」 「いいよ。俺が誘ったんだし。 女の子に払わせたら情けないし。 甘えとけ。」 「………ありがとう。」 「おう。」 碧の優しさとか女の子扱いとか そういうのが素直に嬉しかった。 モテるのわかるなぁ。 「よし、飯行くか。」 「うん!」 あたしたちはまた歩き出した。