「芽依。」 「ん?」 「俺がいなくてもここで寝ていいからね。」 「………うん。」 やばい、泣きそう。 「芽依、こっち向いて。」 あたしは体ごと碧に向けた。 そして碧はあたしを抱き締めた。 「………離れたくねーな。」 「……うん。離れたくない。」 もう…限界。 あたしは泣いてしまった。 「泣くなよ…。」 「………絶対戻ってきてね…。」 「必ず1年で戻る。待ってて。」 「うん。ずっと待ってる。」 あたしたちはキスをした。 そして久しぶりに甘い甘い時間を過ごした。