「……は?」
1階までおり、保健室に向かう途中に下駄箱がある。
碧は今のあたしたちを見て明らかに不機嫌になった。
啓介くんは気にすることなく歩き続けた。
「碧も来い。説明は後だ。」
啓介くんに言われ碧も後ろからついてきて、
あたしたちは保健室へ向かった。
保健室で痛かった足を冷やしてもらったけど
病院には行くように言われた。
そりゃそーか。
「芽依、立てるか?」
さっきまでは不機嫌全開だった碧も
あたしが処置してもらってる間に啓介くんに廊下に連れ出され
説明を受けたみたいで機嫌が直っていた。
「……肩かして。」
あたしは立ち上がろうとするが、やっぱり足と背中がいたい。
「………もう少し待って。」
「じゃあ俺も抱えるか。」
「………それで帰るとか言わないよね?」
「家以外のどこにいくんだよ。」
「絶対むり!恥ずかしい!」
「じゃあ背負う。おんぶだな。
つかもう外暗いしいいだろ。
はい、乗れ。」
「重いよ。」
「そりゃ人間だからな。
細い芽依でもそれなりに重さはあるだろ。」
………何言ってるの、この人。
「ほら、早く乗れ。」
あたしは渋々碧の背中に乗った。


