「はい、できたよ。 お蕎麦ね。ちょうど年越すよ。 碧も食べる?」 「うん、食べる。 年越すし。」 今度はお側を食べながら仲良く話す二人……。 あたしは料理の後片付け…。 あたしは家政婦ですか。もう。 ……いつの間にあんなに仲良くなったんだ…? 結局あたしは二人に入ることができず 水回りをぴかびかに磨きあげた。