「あたし、行く意味あった?」


「芽依、部屋にいると考え込んじゃうだろ?」


………あたしのためか…。


「まだ時間あるし、いっぱい遊ぼうな。」



「うん。そうだね。」



普通でいなきゃって思うのに

あたしはぎこちない笑顔のままだった。