そしてあっという間にきたクリスマスイヴ。 あたしたちはお昼に恋愛映画を見る約束をしている。 もう席も確保済。 夜は一緒にケーキを食べる。 こんな楽しみなクリスマスは子供のときぶり。 あたしは目一杯おしゃれをしてリビングへ降りた。 「おまたせ、どう?変?」 あたしは必ず碧に変かどうか聞く。 「いや、今日もかわいい。」 「ふふ、ありがと。 いこっ!」 あたしたちは手を繋いで歩き出した。 そしていつものお店でご飯を食べる。