俺はそれから脱け殻のようにソファに座って下を向いていた。 もうなにもする気になれない。 芽依の存在がでかすぎて……。 ………もう18時か…。 いつもならそろそろ飯だよな。 なのにキッチンからはなんの匂いもしない。 朝はちゃんと作ってくれたのにな…。 俺が落ち込んでるとリビングのドアが開いた。