それから碧は荷物の整理をしに部屋へ戻り、私はお昼の後片付けをした。 「なぁ、芽依。」 「なに?」 「夏休みの宿題、やった?」 「うん。やったよ。」 「移させて~。 数学終わってないんだよね。」 「うん、部屋にあるから持ってくる。」 私たちは一緒に2階まで上がり、私は部屋に入って数学のノートを持って部屋を出た。 「はい、どーぞ。」 「さんきゅ、あとで返す。」 そういって碧は部屋に戻り、私はリビングでテレビを見ていた。