「ふーん、芽依の気持ちもわかるけどね。 でも碧くんもわかんなかったんじゃない? 芽依が初めての彼女なんでしょ? あんまいじけてないでさっさと仲良くなりなさいよ。 じゃあママ行くからね。」 「いってらっしゃーい。」 あたしが我慢すれば済む話か。 ………そうだよね。 あたしは朝御飯を作り始めた。