「あ、ここです。 好きに使って。 突き当たりにトイレと洗面台があります。 ちなみにあたしも使います。 こっちがあたしの部屋だから…… なにかあれば言ってください。」 「あ、うん。 さんきゅ。」 「あの、お昼は…… 食べてなかったり外にいかないなら あたし今から作りますけど…。」 「え、いいの? じゃあお願い。」 「じゃあ出来たら呼びに来ます。」 私は一旦部屋に戻り、制服から私服へ着替えてキッチンへ立った。