突然来た同居人。





あたしたちはお互いのことを話ながら歩いて、すぐに駅についた。




「先週は映画に行ったんだよね。


1週間ですごい変化。」



「あんとき芽依が男に時計選んでて俺まじ落ち込んだのに俺にくれるし。



あの日は本当に上がり下がりがすごかったな。



そもそも二人で出掛けることに了承してくれたのにも驚いたし。」




「はは、なんかごめんね。


あたしなんにも考えてなかったよ。



まあ時計は好みがわからなかったから聞いちゃえって感じで聞いたんだけどね。」



「結果的に幸せだったからいいんだけどね。」




そのあと電車が来て、あたしたちは電車に乗り遊園地まで目指した。