突然来た同居人。




「芽依……本気で?俺?」



「うん、碧。


っていうかあたし碧としか話さないんだからわかるでしょ……。


今日の帰りだってあんなこといったからさ


碧、気づいてたのかと思ってた。」




「や…俺ずっと片想いだと………



え、いつから?」



「わかんないけど…一緒にいるうちにいつの間にか……。」



「まじかよっ。


やばい、すっげー嬉しい。



じゃあ俺と付き合ってくれる?」



「うん、もちろん。


碧の彼女になりたい。」



「はぁー、やっとだ。



1年半片想いしてきてよかった。



最高に幸せなんだけど。」



「ふふ、あたしも幸せ。


ずっと碧の好きな人、気になってたもん。」



「俺さ、芽依に気づいてほしくて体育委員入ったんだよね。


この髪の毛も、芽依に気づいてほしくて明るくした。


なのに芽依、全然俺のこと知らねーし。


しかも男苦手だし。



俺完璧脈なしじゃんって思ってたから。



まさか付き合えるなんて思ってなかった。



芽依が彼女かー。


幸せすぎて俺壊れる。



にやけとまんねー。」