プルルル……… 『なんだよ、しつけーな。』 「お前は何て言ってコクった?」 『はぁ?忘れた。』 「思い出せ。」 『はぁ? えーと、なんだっけなー。 ………………。 確か普通に好きだって言った気がする。 自分の考えてたことを。 そんだけ。』 「ふーん。 おっけ、さんきゅ。」 『おう、頑張れよ。』 「振られたらなぐさめろよ。」 『振られたらな。』 そして電話を切った。