・*:.。 。.:*・゚ ★ ゚・*:.。 。.:*・ 「久しぶり」 そう言って、彼女は女の子を抱き上げた。 小さな手の中の爪楊枝ケースを取り上げて、こちらに差し出してくる。 あたしは慌ててそれを受け取った。 彼女の細い指先には、お別れ会で見たときのような派手な色はなかった。 爪は短く切り揃えられて、健康的なベージュ。 まじまじと見つめるのも悪い気がして、あたしは笑みを浮かべた。