続・生きる。



「なぁ…言いたいことあれば言えば?

俺人のこと読むの得意だけど。

なんで我慢すんの?

俺ら付き合ってんじゃん。

なんでも言えよ。」


「………最近由茉ちゃんばっかだから。

気になったの。

由茉ちゃんは私の知らない爽くんを知ってて

二人には私には入れない世界があって………

それがいやだったの。」


「それはさ由茉の方が先に知り合ったんだから

仕方ねーじゃん?

前にも言ったけど、由茉と比べんなよ。」


「………比べちゃうよ…。

由茉ちゃんは可愛いし料理も上手で…

私なんてそこそこで………

由茉ちゃんは爽くんに大事にされてて…

どうしたって比べちゃうよ…。」


「言っとくけど、由茉だって

料理、最初からうまいわけじゃない。

最初は形もいびつだったし

焦がしたこともあったって言ってたしな。

でもあいつはあいつなりに努力してるんだ。

しかもかなりの努力を。

上手くて当然なんだよ。

愛奈だって由茉くらい頑張れば上手くなる。

でも、そこそこの努力なら由茉には追い付かない。

あいつはなんでも必死にやってるんだ。

比べるならもっと頑張ってからじゃねーの?

それに前愛奈の作ったやつの方が好きって

俺ちゃんと言ったよな?それでいいじゃん。

なんで比べるの?

それにさ、付き合うときいったよな。

由茉は特別だって。

それでもよかったんじゃないの?」