「美月、彼氏の橘湊。 婚約してるよ。 湊、同じ学科の小林美月。」 「あーどうも。」 「初めまして。 婚約してるんだ…」 「うん、まあね。」 美月が驚くのも無理はないね。 「ってか俺新居来たの初めて。 哉斗んとこより広いな、やっぱ。 由茉、コーヒー。」 「はいはい、颯さま。 美月は?なにがいい?」 「あたし紅茶がいい。」 「はーい。」 私はみんなに飲み物を入れて リビングへ座った。