「俺にはないわけ?」 と少し不機嫌そうに聞いてきた湊。 「湊は去年いじけたからなし!」 と哉斗が返事をしていた。 「……一応あるんだけど… 味の保証はできないからね? はい。今年はブラウニー。」 「さんきゅ。」 湊は微笑んで受けとると すぐに食べてくれた。 「…どうですか…。」 「普通にうまいけど。 なんで不安だったわけ?」 「苦いブラウニー食べたことないんだもん。 これでいいのか不安だったの。 でもおいしいならよかった。」 よかった。ひと安心。 気づけば他のみんなも食べ終えていた。