私たちは海を眺めながら ずっと思っていたことを話した。 今も時間が止まればいいのにって そうやって思ってるんだよ。 「由茉。」 「ん?」 「……なんでもない。」 「なにそれ。」 「そろそろ行くか。」 「うん。」 私たちはすっかり日の沈んだ海をあとにした。