「さんきゅ、由茉。」 「いいよ。このくらい。」 私はあれから何個か英文を読んだ。 私が見る限り、湊はどの問題も合っている。 すごいなー、国内トップの大学にいくのに… 過去問もこんなに解けるなんてね。 「じゃあ私戻るね。」 「ちょっと待って。」 そういって私にキスしてきた。 「受験終わったら出掛けよう。 場所考えといて。」 「うん!」 湊はもう一度キスをし、 私はそのあと幹部室へ戻った。