『おはよ〜』

さほりが私達に挨拶すると、夏南ちゃんが、

『あんたと誰も話ししないからー』

と言った。

『何でナノ?』

さほりが聞くとりみが言った。

『あんたが約束破ったから』

そう言うとさほりは、走って行ってしまった。

『あ~はっはっはっ☆あいつだっさ。純輝先生に見捨てられろよ』

夏南が言うと、りみも私も

『確かに〜』

と笑った。


始礼まで、あと一時間。

さーてと、いじめますか。


『ねえっ、さほり。みんなではなししたいからトイレ三人で行こ。』

『うん。』

ふふふ。素直だわWW

トイレには、夏南たちが待ってて、トイレの水をかけるの。


キャー!!!

上の階から悲鳴が。

そう。この日は側女がいじめにあいはじめる日。

んじゃ、行きやすか。

『側女頑張れ。』

りみと、私が言うと、

『ありがとっ☆さっきの意地悪って夏南が勝手にしてんでしょ。』

回答に困ってるとトイレについた。

ウインクすると夏南がバケツを持った。

『じゃあ、ん〜、さほり入って。』

りみが言うと、さほりははいった。


バッシャーン!


『キャッキャア!』

『あ~はっはっはっ、あ~はっはっはっ』

みんなで笑う。

すると夏南のこぶん、神上莉沙がモップでさおりを押す。

『やっだー!きったなーい!』

ケラケラ笑いながら、りみが

『ほんっと、ア、ワ、レ!』

と言った。


『どっ、どうして…。』

『うっぜぇ!死ねよ!』

『私たちは親友でしょ?りみ、奈緒!』

『はあ?約束破ったから親友なわけないだろ!』

言い返そうとしたさほりを莉沙がモップで止める。

『ほうら、莉沙。こいつの汚い心綺麗にしてあげて?』

『いいよーっ!』

バッシャーン!グイグイ


『あんまりにも哀れだから、このあとすぐこのまま辞退するって純輝先生に言いに行くなら許してあげるー』りみが言う。


『は?辞退するわけ無いだろ。』

さほりがそういった瞬間!

夏南がスマホを取り出す。

『ヤッ、ヤダア!!』夏南のスマホを叩いた


パッリーン

夏南のスマホの液晶が割れてしまった。


『夏南!大丈夫?』

私が駆け寄ると夏南はニッコリし、
『さほり!ふざけんなふざけんな!弁償シロ!死ねよ!』

『ね〜、夏南。こいつの髪の毛ハゲにしない?』

『それいいね。償いってやつでしょ?』

『ごめんなさい。弁償しますから。髪の毛は…。』

ジョキジョキ

『イヤダーーーーー』
さほりは昭和女のおかっぱヘアになった。


『もう許して…。』

『許すわけ無いわよ。そ~いえば、あんたスタイルいいからミニスカにしてあげる〜』

夏南がニコリとし、『取り押さえて』と命令した。

ジョキジョキ


『あ~はっはっはっ。パンツ見えてるう!』

りみが笑う。

『マジ、セクシー☆』

私も笑った。


『てゆうか、校則違反じゃん。』

『確かに〜』


『そろそろ死んでくれないかな?』


そう言ってりみは、トイレの水をかけた。



『てか、もう帰ろ!臭いし』

『ウンウン』


『今度は黒板に死ねって書いてやろ!』

『大賛成〜』


岡沢さほり死ね!

ズルして側女になったクズ!

お前なんか死ねよ!


書き終わった時にさほりがきた。

『なにこれ。』

パンツが見えていて、トイレ臭いさほりをみてくすくす笑うみんな。

このクラスにいじめ反対者いなくてよかった〜


『そう、こいつゴミ箱だから。』

りみが言うと、みんなはペットボトルを投げ始めた。

『やめてぇ』





その瞬間!!!!